テフロン加工って何?

テフロン加工とは

同じフッ素樹脂を用いた加工でも、テフロン加工は、他のフッ素樹脂コーティングに比べ、優れた機能を持っています。 それは、テフロン加工は、フッ素樹脂のコーティングが2層、あるいはそれ以上が施されていること。 他の商品と比べ、価格が高めなのには、わけがあるのです。

焦げ付きにくいテフロン加工

キッチンで使用する頻度の高いフライパン。
使用されている素材も、形も様々ですね。
お料理好きな方は、料理によって使い分けている方もいらっしゃいます。
数あるフライパンの中でも、使い勝手が良く、どの家庭にも1つはあるであろう物が、「テフロン加工」を施したフライパンでしょう。
焦げ付かないので、お料理もしやすく、お手入れも簡単な「テフロン加工」フライパン。
でも、その構造まで正確に理解している方は少ないかも。
いったい「テフロン加工」ってどういう加工なんでしょうか。

「テフロン加工」とは、テフロンというフッ素樹脂の一つ「ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)」という樹脂を使用した加工方法のことです。
耐熱性、耐薬品性に優れていて、摩擦にも強い特徴に注目し、アメリカのデュポン社が1946年に初めて製品として発表しました。
この「PTFE」、実は第二次世界大戦中に、原爆を加発している最中に偶然できたものなんだそうです。
巡り巡って、お料理を楽にする家庭平和のために役立っているなんて、皮肉ですね。

つまり、「テフロン」はデュポン社の取得した登録商標なんです。
そして、この商標は、2015年に、デュポン社子会社からスタートしたケマーズ社に移管されています。
一般的に、フッ素樹脂でコートされている加工についてを「テフロン加工」と呼んでしまいますが、正しくは「フッ素樹脂コート」や「フッ素加工」が正しい呼び方です。
「テフロン加工」もフッ素樹脂の一つです。
一般的な「フッ素加工」と「テフロン加工」には、商標であること以外にも違いがあり、「テフロン」の方は2層以上の構造になっており、耐久性が高くなっているという事があります。
それでは「テフロン加工」について、詳しく見ていきましょう。

テフロン加工フライパンにはグレードがある

テフロン加工によるフライパンには現在7つのグレードがあります。 開発当初からのベーシックなものから、コーティング層の厚みや、層の数、そして、コーティングに使用される材質により分類されています。 グレードが高くなるにしたがって、渥美派も異論、耐久性のレベルも上がっていきます。

テフロン加工フライパンの正しいお手入れ

テフロン加工で使用されるPTEFは、耐久性がとても高い素材です。 しかし、決して傷がつかないということではありません。 また、急激な温度の変化には弱いという欠点がありますので、鉄のフライパンのように、熱があるうちに汚れを洗い流す、といった処理は厳禁です。