テフロン加工って何?

テフロン加工とは

テフロン加工に用いられるPTEFの性質

テフロン加工に用いられているフッ素樹脂「ポリテトラフルオロエチレン(PTEF)」は、他のフッ素樹脂に比べ、より安定していて、最も摩擦係数が小さいため、滑りやすい、という性質を持っています。
他の物質と反応しづらい性質をもっていることから、耐薬品性、耐熱性に優れ、腐食にも強いというのも、高温で使用される加熱器具であるフライパンに適した素材なのです。
これは、PTEFの原子構造が、フッ素と炭素の結びつきがきれいなラセン構造になっていることが影響しています。
フッ素原子が炭素原子で守られている形になっており、強い酸化力を持つ物質でも、内部のフッ素に影響を与えることができないのです。
このような性質の素材で表面をコーティングされているため、テフロン加工されたフライパンは、高温の調理でも食材が焦げにくく、滑りやすいので、少量の油で調理ができるというわけなのです。

コーティング方法

テフロン加工は、元になる金属で作られたフライパンに塗装(コーティング)する加工になります。
フライパンに用いられる材料の中でも特に、軽量で熱伝導の良いアルミが使われていることが多いです。
アルミフライパンの表面に、プライマー(下塗り)をし、スプレーガンや静電粉体塗装機などでフッ素樹脂をコーティングしていきます。
焼成(焼き付け)によりフッ素樹脂を溶解させ、次いで硬化させます。
テフロン加工のグレードによっては、超硬質セラミック、特殊効果下地処理や特殊ハードプライマーといった、特殊な層を複数重ねていきます。
テフロン加工フライパンは、他のフッ素樹脂と違い、最低でも2層のコーティングがされており、耐久性も高めである特徴があります。